ガット張りを始めたキッカケ

こんにちは!いつもニコストをご利用いただきありがとうございます!

突然ですが少し語らせて下さい。

店長が初めてガットを張ったのは、息子が中2・娘が小6の秋頃。約5年前くらい。

それまで練習していたジュニアクラブを辞めて、ガットを張ってもらうところがなくなり、お店に出したらあまりに高くてびっくりして、それなら自分で張ろうと思ったことがキッカケでした。

いつもはジュニアクラブのコーチに頼んでいたのですが、お店に持っていったら二倍以上...。

キッカケはこんな感じですが、子供たちのガットを張ることに決めたとき、とても嬉しくなったことを覚えています。

店長自身はバドミントンをしたことがありません。遊びではもちろんしたことあります。公園とかで安いラケットとプラスチックの羽で打ったりしてました。
高校時代、体育の授業でやったこともあります。

競技バドミントンは未経験です。

息子も娘もバドミントンガチ勢で、毎日毎日練習して、遠方に行ったり、自主練したり、それはもう本当に頭が下がるほど。
息子と娘は同じタイミングでバドミントンを始めたのですが、息子が始めたときは小4、娘は小2。
始めたときはダイエットとか、運動目的だったので、試合がどうとか、それこそガチ勢がどれだけすごいのか全く知りませんでした。始めたばかりの頃は練習も見に行ったことありません。

息子が小5になり、初めて試合に出ましたが、強い子達はもっと小さい頃から始めているので当然勝てるわけもなく。ぼっこぼこに。

練習会に行っても年下の子にぼっこぼこに。

でも、息子をすごいと思ったのはここからで、本当に大変な努力をしました。
バカにされたこともあったと思います。

小5で一回戦でボロクソに負けるレベルの子が、中2の新人戦県大会で準優勝した、と言えばその努力は少しでも伝わるでしょうか?

バドミントンが強い子達の親は経験者が多く、練習でも一緒にコートに入ったり、コーチをバドミントン談義をしたり、我が子にアドバイスを送っていたり。

当然店長は未経験なので我が子に何もできません。手投げノックのお手伝いとか、コーチが言ったことを覚えておいて子どもたちに伝えたりとかそんな程度。

だから、ガットを張るということは、バドミントン未経験の自分でもできる唯一の子どもたちのサポートだと思い、とても嬉しかったのです。

いきなりうまく張れるわけもなく、テンションもきっと安定していなかったと思いますが、文句も言わずに練習に向かってくれたことは感謝です。
ガットを切るたびに張って渡して、「ガットどうやった?」と毎回聞いていたこともうざかったかもしれません。

誰が張っても一緒と思っていました。
だから自分で張ればいいやと思いました。

ガット張りの機械や、張り方が同じならば、全く同じとは言わなくても、限りなく近い張り上がりになると思っていました。
今も少なからずこの考えは持っています。

極論ですが、基本的にはどこで張ってもそんな変わりはない...と。


ですが、自分でガットを張るようになり、「ラリーで一踏ん張りができるように」、「スマッシュが走るように」、「テンションが落ちないように」と念を込めて張っていることを知り、自分が張ったガットがちゃんと仕事をしているかどうか知ることが、聞くことが一つの喜びになっていました。

ガット張りはどこで張っても同じかもしれない、でも「ニコストで張るとなんか調子いい」と少しでも思ってもらえるように張っています。

練習が終わり、ガットを張ってくれるお店がなくて困ったので、夜23時まで受付できるようにしました。
試合前日、ガットが切れてどうしようもなくなって困ったので、緊急時は即張り対応できるようにしました。
消耗品で、早ければ一週間とか二週間のペースで切れるのでできるだけ価格を抑えて提供できるようにしました。
※自分がガット張りをお店に出したとき無愛想が嫌だったので、できるだけ笑顔で少しでもコミュニケーションは取りたいなと思っています。

こうしてニコストリングサービスができました。

週末試合があるんですと教えてくれたときは、ちゃんと仕事しろよーと念じながら張っています 笑
始めたばかりなんですと教えてくれたときは、すぐに切れてくれるなよーと思いながら張ってます。

初級者の方も、中級者上級者の方にも、「便利で手軽でちょっと話せて、あそこで張ってもらうとなんかいい感じ」と思ってもらえる小さな小さなショップを目指して。


今日もガットを張りたいと思います。

 

長文お読みくださりありがとうございました!

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