「最近なんだか飛ばない」
「しっかり振っているのに、思ったより奥まで届かない」
そんなふうに感じた時、テンションを上げた方がいいのか、それとも下げた方がいいのか迷う人は多いと思います。
強く打てないなら、もっと張った方がいいのでは。
逆に、飛ばないなら少し緩くした方がいいのでは。
こんなふうに考えるのは自然なことです。
結論から言うと、パワーが出ない時は、テンションを上げる前に少し下げる方向を検討した方が合うケースがあります。
もちろん、すべての人に当てはまるわけではありません。
ただ、今の自分に対してテンションが少し高すぎることで、うまくしならず、飛ばしにくくなっていることは実際によくあります。
今回は、パワーが出ない時にテンションをどう考えればいいのか、失敗しにくい見直し方をわかりやすく整理します。
パワーが出ない時に、まず確認したいこと
パワーが出ないと感じると、「もっと強く張った方がいいのかな」と考える人もいます。
でも、実際にはその逆で、今の自分に対して張りすぎていることで飛ばしにくくなっていることがあります。
特にこんな感覚がある場合は、テンションの見直し候補です。
- 奥まで届きにくい
- しっかり振っているのに伸びない
- スマッシュやクリアが重たく感じる
- 最近しんどく感じる
- 打球感が硬くて押し出しにくい
このあたりに当てはまるなら、単純に筋力不足と決めつける前に、今のテンションが合っているかを見直してみる価値があります。
飛ばない原因は、腕力だけではありません
「飛ばない=パワーが足りない」と思われがちですが、飛ばしにくさの原因はそれだけではありません。
たとえば、テンションが高めだと打球感はシャープになりやすい一方で、しっかり振り切れない人にとっては球持ちが短く感じやすく、思ったより飛ばなくなることがあります。
逆に、少しテンションを下げることで、ガットがシャトルを受けてくれる感覚が出て、無理に力を入れなくても飛ばしやすくなることがあります。
つまり、飛ばない時に大事なのは「もっと頑張って振ること」より、「今の自分にその設定が合っているか」を見ることです。
パワーが出ない時は、上げるより下げる方が合うことがあります
打球が弱いと感じると、テンションを上げたくなる人もいます。
ですが、パワー不足を感じている段階でさらに上げると、余計に飛ばしにくくなることもあります。
特に、次のような人は下げる方向の方が合いやすいです。
- 冬の設定のまま使っている
- 以前より振り切れなくなっている
- 疲れが出やすい
- 試合や練習で飛距離不足を感じている
- 高めのテンションに憧れて設定している
高いテンションが悪いわけではありません。
ただ、合っていない状態で使っていると、気持ちよく打てないまま我慢してしまいやすいです。
大事なのは、強そうに見える設定ではなく、実際に打ちやすい設定かどうかです。
まずは1〜2ポンドの見直しからで十分です
テンションを見直す時は、いきなり大きく変えすぎない方が失敗しにくいです。
目安としては、まず1〜2ポンド下げるくらいから試すのがおすすめです。
たとえば24ポンドで張っていて飛ばしにくさを感じているなら、まずは23ポンド、あるいは22ポンドを検討する。
このくらいの見直しなら、感覚の違いもつかみやすく、極端なズレも出にくくなります。
反対に、一気に3〜4ポンド変えてしまうと、今度は緩すぎると感じたり、判断が難しくなったりすることがあります。
テンション調整は「大きく変えて正解を探す」より、「少し動かして確かめる」方がうまくいきやすいです。
試合前に大きく変えすぎない方がいい理由
試合前は、少しでも良い状態にしたくなるものです。
ただ、このタイミングで大きく変えすぎると、逆に違和感が出ることがあります。
特に、今の打感にそこまで大きな不満がない場合は、無理に大きく変えない方が無難です。
試合前は、ゼロから理想を探すよりも、「今より少し打ちやすくする」くらいの感覚がちょうどいいことも多いです。
- 今の設定で大きな不満はない
- 打感は好きだけど少し飛ばしにくい
- 違和感があるのはここ最近だけ
こういう場合は、ほんの少しの見直しで十分なことがあります。
こんな人は、下げない方がいいこともあります
ここまで「下げる方向を検討」と書いてきましたが、もちろん誰でも下げればいいわけではありません。
たとえば、
- 今の打感がかなり気に入っている
- 飛びすぎの方が気になる
- コントロール重視で、今の設定に慣れている
- 張り替えたばかりで、違和感の原因が別にありそう
こうした場合は、テンション以外の要因を見た方がいいこともあります。
ガットの種類、ラケットとの相性、疲労、フォーム、季節の影響など、飛ばしにくさの理由は一つではありません。
だからこそ、「飛ばない=すぐ上げる」「飛ばない=絶対下げる」と決めつけず、自分の状態に合わせて考えることが大切です。
迷った時は、ラケット名・ガット名・今のポンド数で考えるのがおすすめです
テンション調整は、数字だけ見ても判断しにくいことがあります。
同じ24ポンドでも、ラケットやガットの種類、使う人のレベルや体格によって感じ方は変わります。
迷った時は、次の4つがあるとかなり考えやすくなります。
- ラケット名
- ガット名
- 今のポンド数
- 気になっている症状
「最近飛ばない」
「奥まで届かない」
「少ししんどい」
そんな違和感があるなら、我慢して使い続けるより、一度相談ベースで整理してみる方が早いこともあります。
ニコストでは、張り替える前の相談からでも大丈夫です。
今の設定が合っているのか、少し下げた方がいいのか、一緒に整理できます。
遠方の方も、発送前に相談してから決める形で対応できます。
いきなり出すのが不安な場合でも、先に方向性を確認しておくと安心です。
まとめ
パワーが出ない時は、テンションを上げる前に、少し下げる方向を検討した方が合うことがあります。
特に、
- 最近飛ばない
- 奥まで届きにくい
- 打感が硬い
- 冬の設定のまま使っている
という人は、一度見直してみる価値があります。
ポイントは、いきなり大きく変えすぎないことです。
まずは1〜2ポンドくらいの見直しから考えると、失敗しにくくなります。
大切なのは、強そうな設定ではなく、自分に合っている設定かどうかです。
もし迷ったら、ラケット名・ガット名・今のポンド数をもとに相談してください。
今の違和感がテンションの問題なのか、それとも別の要因なのかも含めて整理できます。














