「ガットは切れたら張り替えるもの」と考えていませんか?
もちろん、切れた場合は張り替えが必要です。しかし、バドミントンのガットは切れていなくても、使用回数や時間の経過によって張り具合や打球感が少しずつ変化します。
実際に店頭でも、
- 「まだ切れていないけれど、前より飛ばない気がする」
- 「打球音が変わった」
- 「何か月使ったら張り替えた方がいいですか?」
という相談をよく受けます。
この記事では、バドミントンのガット張り替え時期を、練習頻度、切れる前のサイン、料金の3つに分けて解説します。
バドミントンのガットはいつ張り替える?
結論からいうと、張り替え時期は「何か月使ったか」だけでは決められません。
判断するときは、次の3つを組み合わせて考えます。
- 前回の張り替えからの期間
- 練習や試合の頻度
- ガットの見た目や打球感の変化
同じ1か月でも、週1回プレーする人と、部活動で週5回プレーする人では、ガットへ加わる負荷が大きく異なります。
そのため、期間はあくまで状態を確認するための目安として使いましょう。
練習頻度別の張り替え目安
| 練習頻度 | 状態確認・張り替え検討の目安 |
|---|---|
| 週1回以下 | 2〜3か月 |
| 週2〜3回 | 1〜2か月 |
| 週4〜5回 | 2〜4週間 |
| ほぼ毎日・競技志向 | 2〜3週間、または打球感が変わった時 |
※使用するガット、太さ、テンション、打ち方、季節によって変わります。
この期間を過ぎたら必ず交換する、という意味ではありません。まずはガット面の状態と、本人が感じている変化を確認してください。
長期間使い続けた場合の変化については、1年間使い続けた場合の変化もあわせてご覧ください。
切れる前に確認したい5つのサイン
1.ガットの交差部分に毛羽立ちや深い溝がある
ガットは縦糸と横糸がこすれ合うため、使用を重ねると交差部分が削れていきます。
表面が白く毛羽立っている、交差部分に深い溝ができている場合は、切れる前の分かりやすいサインです。
特に、いつもシャトルが当たる部分だけ摩耗している場合は、早めに状態を確認しましょう。
2.ガットが大きくズレて戻りにくい
打った後にガットが大きくズレ、手で戻さなければならない状態も判断材料の一つです。
ただし、ガットがズレるだけで「寿命」とは断定できません。ガットの種類、テンション、打ち方によってもズレ方は変わります。
毛羽立ち、使用期間、打球感の変化と合わせて判断してください。
3.打球音が以前と変わった
張り替え直後と比べて打球音が鈍くなった、響きが弱くなったと感じることがあります。
音だけで状態を決めることはできませんが、同じラケット、同じガットを使い続けている人にとっては、変化へ気づくきっかけになります。
4.飛び方や球離れに違和感がある
次のような変化も確認してみましょう。
- クリアが以前より奥まで届きにくい
- レシーブを押し返しにくい
- ヘアピンやドロップの感覚が合わない
- シャトルがガット面に長く乗る、または早く離れるように感じる
ただし、飛び方は気温、湿度、シャトルの番手、疲労、フォームにも左右されます。
「飛ばないからガットが原因」と即断せず、ほかの条件と切り分けることが大切です。
5.大切な大会が近づいている
試合当日に切れるリスクを減らしたい場合は、ガットの状態を大会直前まで放置しない方が安心です。
ただし、大会前日に急にガットやテンションを変更すると、打球感に慣れないまま本番を迎える可能性があります。
重要な大会に合わせる場合は、練習で一度確認できる日程を確保して張り替えるのがおすすめです。
くわしくは、切れていなくても張り替えていいですか?もあわせてご覧ください。
ガットの寿命が人によって違う理由
張り替え時期には個人差があります。主に次の条件が関係します。
ガットの太さと種類
一般的に、細いガットは反発や打球音を感じやすい一方、太いガットより摩耗や切断が早くなる場合があります。
一方、耐久性を重視したガットでも、切れないまま打球感が変化することはあります。
「長く切れないガット」と「長く同じ感覚で使えるガット」は、必ずしも同じではありません。
ガットの太さによる違いについてもくわしく解説しています。
張るテンション
高いテンションほど必ず早く切れるとは限りませんが、ミスヒット時にガットやフレームへ大きな負荷がかかる場合があります。
テンションは数字の高さで選ぶのではなく、スイング、ラケット、ガット、現在の打球感を合わせて決めることが重要です。
テンションを上げるか下げるか迷ったときの考え方もあわせてご覧ください。
練習量と打球の強さ
練習時間が長い人や、スマッシュ、ドライブを多く打つ人ほど、ガット同士がこすれる回数も増えます。
同じ週3回でも、1回1時間の基礎打ちと、1回3時間の部活動では消耗の進み方が違います。
保管環境
高温になる車内へ長時間置く、湿気が多い場所で保管するなど、使用していない時間の環境もガットやラケットの状態へ影響します。
使用後はラケットケースへ入れ、極端な高温や直射日光を避けて保管しましょう。
ガットが切れたらそのまま使わない
ガットが1本切れた状態でプレーを続けると、ラケット面の張力バランスが崩れます。
そのまま打ち続けず、使用を止めて早めに張り替えを依頼してください。
フレームにヒビ、陥没、変形が見られる場合は、張り替え前に状態確認が必要です。安全に張れない可能性がある場合は、作業前に確認を行います。
バドミントンのガット張り替え料金
ニコストリングサービスの現行料金は、ガット代・張り工賃込み、税込で次のとおりです。
| ガット | 当日仕上げ | 翌日仕上げ | 2日後仕上げ |
|---|---|---|---|
| YONEX | 4,400円 | 3,100円 | 2,800円 |
| GOSEN・PNX | 4,200円 | 2,900円 | 2,600円 |
| ガット持ち込み | 3,800円 | 2,500円 | 2,200円 |
最新の料金・納期は、サービス詳細ページでもご確認いただけます。
当日仕上げは予約状況によって対応できない場合があります。通常利用では、翌日または2日後仕上げがおすすめです。
継続して利用する方向けに、5回券と10回券も用意しています。
| 回数券 | YONEX | GOSEN・PNX | 持ち込み |
|---|---|---|---|
| 5回券 | 14,000円 | 13,000円 | 11,000円 |
| 10回券 | 25,200円 | 23,400円 | 19,800円 |
回数券は2日後仕上げが基本で、利用中のグロメットメンテナンスは毎回無料です。通常受付では、必要なグロメットメンテナンスを確認後に300円で行います。
張り替えで失敗しにくくする3つのポイント
前回の内容を記録する
張り替え日、ガット名、テンションを記録しておくと、次回の調整がしやすくなります。
「前回より飛ばなかった」「打球感が硬かった」といった感想も残しておくと、自分に合う条件を見つけやすくなります。
一度に複数の条件を変えない
ガットとテンションを同時に大きく変えると、何が良かったのか、何が合わなかったのか分かりにくくなります。
まずはガットを変えてテンションを維持する、またはガットを維持してテンションだけ調整するなど、一つずつ試しましょう。
試合前に一度打てる日程で張り替える
新品のガットは、使い慣れたガットと感覚が異なる場合があります。
大会用ラケットは、張り替え後に一度練習で確認できる日程を取っておくと安心です。
よくある質問
ガットが切れていなくても張り替えていいですか?
問題ありません。毛羽立ち、打球感、使用期間、試合予定などを確認し、必要だと感じたタイミングで張り替えられます。
ガットは何か月ごとに交換すればいいですか?
週1回以下なら2〜3か月、週2〜3回なら1〜2か月が状態確認の目安です。ただし、練習量やガットによって異なるため、期間だけで決めないようにしましょう。
ガットがズレたら寿命ですか?
ズレだけでは判断できません。毛羽立ち、深い溝、打球感、前回の張り替え時期なども合わせて確認してください。
大会の何日前に張り替えるのがいいですか?
張り替え後に一度練習できる日程がおすすめです。普段から同じガットとテンションを使っている場合と、大きく条件を変える場合でも適切な日数は異なります。
まとめ
バドミントンのガット張り替え時期は、「切れたかどうか」だけでは決まりません。
練習頻度、使用期間、ガットの摩耗、打球感、大会予定を組み合わせて判断することが大切です。
迷った場合は、次の3点を確認してください。
- 前回いつ張り替えたか
- ガット面に毛羽立ちや深い溝がないか
- 以前と比べて打球感や飛び方が変わっていないか
姫路市御立のニコストリングサービスでは、LINE予約制でガット張り替えを受け付けています。
ガットやテンションが決まっていない場合も、現在のラケット、競技歴、悩んでいるショットを確認しながらご案内します。
最終更新:2026年7月28日



