1年間ガットを張り替えなかったら…どうなる?

バドミントンのガットは、どれくらいの頻度で張り替えていますか?

「まだ切れてないから大丈夫!」と思っている人も多いかもしれませんが、 実は 1年間張りっぱなしのガット には、驚きの変化が起きています!

 

🏸 1年間切れなかったガット、その理由は?

1年間もガットが切れないことは、実は かなり珍しい ことが多いです!
「1年も張りっぱなしなのにまだ使えてる!」という人は、 以下のどれかに当てはまっている可能性が高いです。

1. もともと太め&耐久性重視のガットを張っている

0.70mm以上の太いガットや、 耐久性重視のモデル(BG65など)を張っている場合、 切れにくい反面、打感がぼやけやすいです。

🔹 衝撃を吸収しやすく、切れにくいが反発力も落ちる
🔹 テンションが落ちたまま使い続けると、プレーの質が低下

 

2. シャトルをミートする位置が一定でない

ガットは、主にスイートスポット(芯)で打ち続けることで摩耗して切れます。 しかし、芯を外すことが多いと ガットの摩耗が分散 され、 結果的に長持ちすることがあります。

🔹 スイートスポットで捉えられていない可能性がある
🔹 コントロールやパワーに影響が出ているかも!?

 

3. ガットの表面が摩耗しにくい環境でプレーしている

湿度の低い環境や、使うシャトルの種類によっては、 ガットの摩耗が遅くなることがあります。

🔹 エアコンの効いた体育館などでは、乾燥していて摩耗しにくい
🔹 シャトルより摩擦が少なくガットが長持ち

 

4. そもそもプレー頻度が少ない

週1回未満のプレーだと、 ガットが摩耗する前にテンション低下でダメになってしまうことが多いです。

🔹 ガットが切れる前に「飛ばなくなる」状態になりやすい
🔹 切れていなくても、打感が悪くなっている可能性が高い!

 
 

🏸 1年間放置したガットの変化

1. テンション(張力)が大幅に低下

ガットは張った瞬間から少しずつテンションが落ちていきます。 特に半年~1年経つと、最初のテンションから 5~8lbs ほど下がることも!

🔹 打感がフワフワする → スマッシュの威力が落ちる💥
🔹 コントロールしにくくなる → ネットプレーやカットが安定しない💨

 

2. ガットの劣化による反発力の低下

ガットの素材は時間とともに劣化し、しなやかさが失われます。 これにより 反発力が落ちてシャトルが飛びにくくなる という現象が起こります。

🔹 クリアが飛ばなくなる
🔹 ヘアピンやドロップが沈みにくい

 

3. グロメットの摩耗&フレームへのダメージ

長期間張り替えないと、グロメット(ラケットの穴を保護するパーツ)が摩耗していきます。 すると、ガットが直接フレームに当たり、 フレーム割れの原因 に…!😨

🔹 ラケットの寿命を縮める原因にもなるので要注意!

 
 

🏸 ガットはどれくらいの頻度で張り替えるべき?

📌 目安としては…
✅ 週1~2回プレーする人 → 2~3か月に1回
✅ 週3回以上プレーする人 → 1~2か月に1回

特に試合前は、 「新品のガットで臨む」 ことをおすすめします!💪✨

 
 

🏸 まとめ

1年間ガットを張り替えないと、 テンション低下・反発力の低下・ラケットへのダメージ など、 デメリットがたくさんあります!

そして、 1年間切れていない場合は「ガットが長持ちしている」のではなく、プレースタイルや環境の影響がある可能性が高い です!

「まだ切れてないし大丈夫!」と思わず、 定期的な張り替え を習慣にしましょう!🏸✨

カテゴリー: ガット張替えトラブル, 豆知識, バドミントンお役立ち
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