こんにちは。姫路市御立のバドミントンガット張り専門店ニコストです!
聞くも恐ろしいガットの下手切れについて。
あくまで個人的な経験談ではありますが、下手切れの原因となるものをあげていきます。
■グロメットの劣化
グロメット(ガットを通すときにラケットに直接干渉しないようにつけるもの)が陥没して変形しており、このまま張るとラケットはもちろんガットも傷みます。シャトルを打つとガットは伸びたり縮んだりして動きます。
変形したグロメットとガットの摩擦でガットが切れるのです。
グロメットは、長期間の使用・高テンションなどの要因で傷みます。
グロメットは定期的に交換することをおすすめしています。
ニコストでは無償で劣化したグロメットの交換をさせて頂いています。
■ガットの張り方
ガットを張る際、どうしてもガットが通りにくい箇所が出てきます。そこを通すために千枚通しで押し込んだり、千枚通しを使って無理やりガットを引っ張ったりすることで、ガット自体にキズが付き、切れやすくなります。
また他にも、グロメットを交換した際にグロメットが安定せずに、ガットが直接ラケットのフレームに触れて、摩擦で切れることもあります。
■シャトル集めやシャトル拾い
小学生低学年に多いのが、練習中のシャトル集めでシャトルだけじゃなく床をこすってしまい、ガットが切れてしまう現象。
こればっかりは...上手にシャトルを集めてもらう他ありません(笑)
■ラケットの先端やフレームショット、ミスショット
張りたてのガットでフレームショットをして一発で切れたことがありました。
ラケットの先端部分などは負荷がかかりやすいために、切れやすいです。
■その他、ガットが切れやすくなる原因
・ガットが細い
・気温が低い の2つがあげられます。
個人的には、グロメットの劣化での下手切れが圧倒的に多いです。
定期的なメンテナンスでグロメットの交換をおすすめします^^