いつもニコストをご利用いただきありがとうございます!
バドミントンのガット張りって、実は“仕上がりの差”がプレーに大きく影響するんです。
今回は、他店や個人で張られたラケットが持ち込まれた際の「よくある失敗例(?)」についてご紹介していきます。
「なんか変やな…」「切れるの早すぎん?」
そんな違和感の原因、もしかしたら“張り方”かもしれません。
「安く張ってくれる知り合いがいるから大丈夫」
「近くのコーチが張ってくれるから助かってる」
…実は、そんな声のあとにうちへラケットが届くこと、少なくありません。
今回は、実際にニコストへ持ち込まれた“ガット張りの失敗事例”を紹介します。
事例①:テンションが合ってない
張りたてでも、打感がまるで違う。
指定したはずのテンションなのに、明らかに高すぎたり、逆にゆるすぎたり。
中には25lbsのはずが実測22lbsだったケースも。
本番でアウトやネットに引っ掛ける等のミス連発。
違和感の原因は“正しくテンションが出ていないこと”や“張りの偏り”だったこともあります。
事例②:張ってすぐゆるくなる
張り方ひとつで、数日後にはガットがたるむことも。
「張ってもらったけど1週間でゆるんできた」と相談を受けたことも。
原因はノット(結び)の締め方が甘かったり、全体の張りバランスが悪かったりするケース。
正確なテンションを保つには、正しい張り方とチェック工程が必要です。
事例③:グロメットメンテなし→フレーム破損
「張れてればOK」じゃない。見えないところが命取り。
グロメットが陥没したまま再利用され、テンションが一点に集中。
その結果、フレームにヒビが入ってしまい、ガットも張れない状態に。
グロメットは“張る前にチェックすべき大事なパーツ”なんです。
事例④:ノット締めすぎでガットが切れる
切れたのは“使い方”じゃなく“張り方”のせい。
結び目の締めすぎで、ノット部分でガットが裂けたケースも。
一見わかりにくいけど、正しく処理されていないと、耐久性が極端に落ちるんです。
事例⑤:フレームの内側にキズ
張る人の扱いひとつで、大事なラケットに一生もののキズ。
張り替え後、フレームの内側に工具跡のようなキズが残っていた事例も。
フレームの内側は見えにくい場所ですが、塗装剥がれやゆがみにつながることも。
まとめ:”張れた”じゃなく、”ちゃんと張れてるか”
ニコストでは、テンション管理・グロメットチェック・ノット処理・フレーム保護…
全部を含めて「安心して試合に出られるラケット」を仕上げることを心がけています。
ガットは“張ってあればいい”ものではありません。
性能を引き出すには、経験・知識・丁寧さが必要です。
「ちょっと不安…」と思ったら、いつでもご相談ください!
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