バドミントンプレイヤーにとって、ガットの状態はパフォーマンスに直結する重要なポイント。
しかし、ガットの寿命は「切れたら交換」ではなく、プレーに影響が出る前に張り替えることが理想です。
特に冬場は気温が下がることでガットの状態が変わりやすく、注意が必要です。
今回はガットの寿命の見極め方と、寒い季節におすすめの対策を詳しく解説します!
1. ガットの寿命、どう判断する?
ガットの寿命は「切れるまで」ではなく、「性能が落ちたタイミング」で判断するのがベスト。以下のサインをチェックしましょう。
■ 打球感の変化
張りたての頃よりも「弾きが悪い」「打感がぼやける」
スマッシュやクリアの飛びが悪くなった
■ 音の変化
張りたては高い音が出るが、寿命が近づくと音が低くなる
「パキッ」とした音が「ポン」と鈍い音に変わる
■ ガットの見た目
ガットの表面に毛羽立ちや削れが見える
ガットの交差部分が潰れたり、変色している
一般的には、週に3回以上プレーする人は1~2ヶ月ごとに張り替えをおすすめします。
プレー頻度が少なくても、3ヶ月を目安(季節ごと)に張り替えることを推奨します。
2. 冬場にガットが切れやすい理由
冬場は気温の低下により、ガットの素材が硬くなり、耐久性が落ちます。その結果、普段よりも切れやすくなるのです。
■ 気温が低いとどうなる?
ガットは寒さで硬化し、衝撃に弱くなる
張ったばかりのガットでも急に切れることがある
室内でも気温が低いと影響を受ける
特に細めのガット(0.60~0.65mm)は、冬場に切れやすいため注意が必要です。
3. 寒い季節のガット対策
寒い時期にガットを長持ちさせるために、次の対策を試してみましょう。
■ 適正テンションで張る
冬場はガットが硬くなりやすいため、普段より1~2ポンド低めのテンションで張るのも一つの手。
■ ガットの種類を見直す
細いガットは反発力がある分、冬場に切れやすいです。0.66mm以上の耐久性のあるガットを選ぶと安心。
■ 保管方法を工夫する
寒い車内や倉庫などに放置しない
使用前に室温で少し温める(バッグから出して手で温めるなど)
乾燥しすぎない環境で保管する
4. 冬場の張替えタイミングを見極めよう!
寒い時期はガットの劣化が早いため、通常よりも早めの張替えを心がけるのがおすすめです。
普段より打感が変わったと感じたら、張替えのタイミングかもしれません。
当店では、お客様のプレースタイルに合わせた張替えアドバイスも行っています!
「最近飛びが悪い」「打球感が気になる」と感じたら、ぜひ気軽にご相談くださいね。
寒い季節も快適にプレーできるよう、ガットのコンディションをしっかり管理していきましょう!