ガット張りのプロが教える!耐久性を上げるコツ

バドミントンを楽しんでいると、「ガットがすぐに切れる」「耐久性を上げる方法はないの?」という悩みをよく耳にします。

実は、ガットの寿命を少しでも延ばすためにできることがいくつかあります!
今回は、プロの視点からガットの耐久性を向上させるコツを紹介します。

 

1. 適切なテンションで張る

ガットの張り具合(テンション)は、耐久性に大きく影響します。高テンションで張るほどガットに負担がかかりやすく、切れやすくなります。

  • 初心者~中級者:22~26ポンド

  • 上級者:26~30ポンド

プレースタイルに合わせた適切なテンションを選びましょう。

 

2. ガットの種類を見直す

細いガット(~0.65mm)は反発力が高いですが、耐久性は低め。逆に、太め(0.68~)のガットは耐久性が高いです。

  • 耐久性重視なら:BG65、ナノジー95など

  • 反発力重視なら:エクスボルト63、BG66アルティマックスなど

用途に応じたガット選びが大切です!

 

3. 使用後のメンテナンス

プレー後のラケット管理も、耐久性に大きく関わります。

  • 高温・低温の場所を避けて保管する

  • 湿気が多い場所はNG!

冬場はガットが縮みやすいので、特に注意が必要です。

 

4. 張替えのタイミングを見極める

ガットは使用しているうちに伸びてきます。たとえ切れなくても、適切なタイミングで張替えることで、快適なプレーが可能になります。

  • 週1回プレーするなら、3~4ヶ月に1回

  • 週3回以上なら、1~2ヶ月に1回

寿命を過ぎたガットは打球感が悪くなり、無理に打つことで切れやすくなります。

 

5. フレームのグロメットを確認する

ガットを保護する役割の「グロメット」が摩耗すると、ガットが傷つきやすくなります。

  • 摩耗しているグロメットは早めに交換

  • ラケット購入から1年以上経っている場合はチェック推奨

グロメットの状態を定期的に確認し、必要に応じて交換しましょう!


まとめ

ガットの耐久性を上げるためには、張り方・種類・メンテナンス・張替えのタイミング・グロメットの状態に気を配ることが大切です。

「すぐに切れて困る!」という方は、一度ガットの選び方や張り方を見直してみるのもアリ。ラケットのパフォーマンスを最大限に引き出し、長く快適にプレーできるように工夫していきましょう!

当店では、耐久性を考慮したガット選びやメンテナンスのアドバイスも行っています。気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください!

 

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